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園芸教室『ぼかし肥料の作り方』を開催しました!
【2017-05-01 (月)】

本日、当協会自主事業の園芸教室を、河東農村環境改善センターにて開催いたしました。

今回のテーマは『ぼかし肥料の作り方』

講師には、会津若松市内で有機無農薬栽培、自然栽培を実践されている長尾農園代表の長尾好章先生をお迎えしての開催となりました。

講習は、長尾先生の自己紹介、長尾先生自身がなぜ有機無農薬栽培に取り組むことにしたのかなどを挟みつつ、ぼかし肥料についての説明をしていただきました。

また、今回は実際にぼかし肥料を作ってみよう、という事で各テーブルに分かれて実際にぼかし肥料作りを行いました。

まずは、長尾さんの作っておられる自然栽培米の米ぬかをテーブルに広げます。

この米ぬかはそのまま食べても甘みを感じることのできる、安心安全な米ぬかです。

次は、米ぬかに油かすと魚かすを混ぜていきます。

その後に、EM菌を混ぜた水を適量注ぎ、よく混ぜ合わせていきます。

軽く握っても崩れない程度に水分調整をしたら、ビニール袋に入れて、よく空気を抜いて口を縛って完成です。

2週間程度そのまま様子をみて、時折匂いを確認し、乳酸系のよい匂いがしてきていれば、成功です。

今回、長尾さんの教室では初めて実技を伴う講習を行いましたが、皆さん話だけではなく、実際に五感を使って作業をするのがとても楽しかったようでした。

また、質疑応答の時間では、参加者の皆さんが実際に悩んでおられる事例についての質問にも、長尾さんがとても丁寧に答えていただきました。

お忙しい中、講師を引き受けていただいた長尾先生、そして参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

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