
平成28年7月9日(土)に、当協会主催の体験教室を開催いたしました。
今回のテーマは『薬草茶づくり体験と会津御種人参の歴史』。
講師には、喜多方市の有限会社清水薬草店より、清水琢さんをお迎えしました。
そして、体験教室の会場は『御薬園』。
しかも、秩父宮妃勢津子殿下ゆかりの『重陽閣(ちょうようかく)』を使用しての開催。
ロケーションは最高!期待は高まります!
講師の清水さんからの挨拶ののち、早速、薬用植物園にて会津御種人参を含む様々な薬草などについてのお話しをお聞きします。
薬用植物園から重陽閣に戻り、いよいよ薬草茶づくり体験のワークショップとなりますが、その前に会津御種人参の濃縮エキスをお湯で溶いたものを皆さんに召し上がっていただきました。
様々な薬草が置いてあるテーブルから、自分の好きな薬草を選び、薬研(やげん)で細かく砕き、さらにフライパンで焙じます。
焙じることで一段と強く薬草の香りが立ちます。
焙じた薬草を、これから飲む用とお土産用と分けてティーパックに詰めていきます。
各自、自分でブレンドしたオリジナル薬草茶をティーポットに入れ、お湯を注ぎ、しばし待ちます。
準備が整い、お茶をいただきながら、会津御種人参の歴史や栽培の取り組みの現状についてスライドを見ながら、清水さんのお話しをお聞きします。
お茶受けに準備した、御薬園さんのごま羊羹も美味しく召し上がっていただいたようでした。
最後に、お土産用の薬草茶を包むための袋を半紙で作り、質疑応答を行い、終了となりました。
今回、初めて企画する内容だったので、事務局としては内心ドキドキしていたのですが、清水さんの分かりやすい説明や、会津御種人参栽培への熱い想いが伝わる素晴らしい体験教室になり、参加者の皆さまにも満足していただけたようで、ホッとしています。
お忙しい中、講師を引き受けてくださいました清水さんと、参加してくださいました皆さま、本当にありがとうございました!
それと、もう一人(いや、一本?)お礼を申し上げたいのが、朝早くから会場にて皆さんをお出迎えしてくれて、講座中も存在感たっぷりだった『おたねくん』、蒸し暑い中を本当にありがとうございました!