
平成28年9月3日(土)に、当協会主催の自然観察会(第2回目)を開催いたしました。
今回のフィールドは『蓋沼森林公園』。
案内人には、NPO法人福島県もりの案内人の会会津支部より、渡部正幸さんと関口千恵子さんのお二人をお迎えしました。
蓋沼森林公園管理事務所のある駐車場に集合し、開会式、準備体操を済ませていざ出発・・・といつもの自然観察会ならフィールドへGO!なのですが、今回は『ピザづくり体験』がありますので、開会式後にピザ生地を20分ほどこねてからの出発となりました。
管理事務所脇から出発して、多目的広場脇を通りオートキャンプ場で水分補給休憩。
休憩終了後、蓋沼を目指して歩きます。
途中で、気を付けなければならない植物として『ヤマウルシ』『ツタウルシ』『ヌルデ』などについて説明を受けます。
また、良い香りのする『クロモジ』や薬草として使われる『メグスリノキ』などを観察しながら進みます。
蓋沼に到着すると、案内人の関口さんから森林や樹木や植物の果たす役割などについてのお話しや、蓋沼の浮島にまつわる伝説などについて聞かせていただきました。
近年、蓋沼の水量が減っているそうで残念ながら浮島はあまり良く見れませんでしたが、蓋沼から少し進んだところに、とても大きい『ホオノキ』があり、ホオバについてのお話しも聞くことができました。
観察会を終えて戻ると、次は皆さんお楽しみのピザ焼き体験です。
各自、アルミホイルにオリーブオイルを塗って、観察会の間に二次発酵まで進んだ生地を丸く伸ばしケチャップを塗った上にお好みの具をトッピングしていきます。
トッピングが終わると、ダッチオーブンで焼きに入ります。
このダッチオーブンはもう一人の案内人、渡部さんが汗だくになって一生懸命に準備をしておいてくれたおかげで、熱々の準備万端。
およそ5分ほどで焼きあがりますが、ダッチオーブンが3台なので全員分焼きあがるにはそれなりに時間がかかります。
待つ時間も調味料になり、焼きあがったピザを皆さん美味しくいただいたようです。
この日はとても良い天気の中、時折吹く風は少し秋を感じさせ、大満足の自然観察会となりました。
もりの案内人の渡部さん、関口さん、本当にありがとうございました。また、参加いただいた皆さん、ありがとうございました。